いのち日記

19w4d 妊婦健診に行ってきます、体重判定や如何に

 おはようございます。台風が近付いているからか、徳島県でもとうとう雨が降り始めました。とはいってもまだ小雨程度のもので、早朝は止んでいたものですからしっかりいつものウォーキングは済ませてきております。
 雨天時は早朝の気温が低くならず、ちょっと生温い感じで汗ばみましたね。昼間はきっとこの微妙な涼しさのままあったかくはならないのだろうと思いますが……。

 さて、2週間弱に渡る体重管理が功を奏し、何とか体重増加を前回の健診時から1kg以内に収めることができました!
 一気に1.3kg増えたときは本当にどうしようかと思ったのですが、野菜をたっぷり食べて毎日4km弱のウォーキングを続けることでどうにかバランスを取った形ですね。
 この2週間ほど控えていたのは、1枚分の食パンやうどん、焼き芋の類です。肉類は元々、胃の調子がまだ万全ではないので鶏むね肉しか食べていませんし、揚げ物や油を多めに使った料理も胃もたれの原因になるのでとことん避けていました。そんな状態でも炭水化物をしっかり摂ってしまうとしっかり体重は増えていくのですから、悲しいものです……。

 妊娠してからは……お腹の中のいのちが成長しなければならないので当然といえば当然なのですが、体が太ろう太ろうとしている気がします。以前であればこんな食生活を2週間も続けていれば体重なんて落ちる一方だったはずなのですが、やはり栄養吸収効率が格段に上がっているようですね。
 少なくとも11月に入るまでは、厳しめに体重管理をしようかなと考えています。いのちの重さが1000gを超えた妊娠後期からは本格的に体重を増やしていかなければ成長に支障が出そうなので、もう少し緩い意識で食事をしてもいいのかな、なんてぼんやりと考えています。
 ただ妊娠後期になってくるとお腹のあまりの大きさに胃や腸が圧迫され、食べ物を物理的に沢山は食べられなくなるとも聞きます。にもかかわらず普段の+450kcalのカロリー付加を行わなければならないなんて……いやぁ、厳しそうだ。

 管理栄養士の勉強をしていた頃は「そういうものか、まあ最終的に3kg程度の赤ちゃんを産むことになるんだから沢山食べるべきだよね」くらいの認識でしかなかったのですが、体調の変化、胃の症状、思うようにコントロールできない体重……などを我が事として感じた今になってこの理想値を振り返ると、「本当にこの通りにできるのかな」という不安が頭をもたげてきます。
 妊娠中期の+250kcalだって、まったくもって達成できていません。肉類や油ものなど、高エネルギーのものを食べられていないというのも勿論一因ですが、それ以上に私が意識して食事を制限してしまっています。
 もし+250kcalに忠実な量で食べていたなら、体重は留まることを知らずぐんぐん増え続けていたはず。2週間ほど前にもその兆候が出ていましたからね。
 この、ちょっと無理をした体重管理が正しいことだったのかどうかは分かりません。体重が過剰に増えて叱られながら通院を続けても、最終的にいのちが元気な状態で生まれてきてくれるなら何も問題ないのかもしれません。ただ過度な体重増加は切迫早産などのリスクを上げるという話などを事前に聞いてしまうと、やはり厳格になりたくなるものですよね。

 妊娠前の体重、食べられるものの違い、つわりがいつまで続いたか、つわりの時期にどれだけの体重減少があったか、後期づわりがあるかどうか、等々……体重増加の指標とすべき項目はどれも個人差のあるものばかりで、一律に数字で取り決められるものではないのだなと強く感じています。
 普段行っている特定保健指導でも、減量や血圧管理の目標値を一律化できない現状には毎日のように出くわしていました。自身が体重管理を行わなければならない身になったことで、理想値と実際量とのズレに苦しむ感覚を味わうことができたのは……今後もお仕事を続けていくにあたってよい体験になったかもしれないですね。

 栄養・医療の面においてはこうした個人の事情や体調や体質を考慮した、オーダーメイド栄養がもっと重要視されるべきなのだと思います。
 医療機関では既にNSTや多職種カンファレンスなどで、一人ひとりに対応した医療ケアの必要性が周知されており、皆さん精力的に取り組んでおられますが、私が今働いている分野は基本的に参加者様との一対一のお仕事です。そのため情報収集などの難易度は上がるのですが、話し合いのための時間も多めに割くことができます。
 子供が生まれたら、またしばらくは医療機関に戻って働くこともできなくなるでしょう。今の私に取り組める舞台は此処だと信じて、できることをやっていこうと思います。

 まずはそうした未来を迎えるために、今此処にいてくれるいのちを大事に育てていかないといけませんね。
 4Dエコーで会えるのが楽しみです。元気に動いているところが見られますように!

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