いのち日記

22w6d ちょっと厳しいお金の話

 おはようございます。本格的に寒くなってきましたね。あったかいスープが美味しい季節になってきたので、液体でのエネルギー摂取量が増えそうでちょっと冷や冷やします。白湯で誤魔化しつつ体重コントロールしなきゃいけないですね……。

 昨日はお金にまつわるちょっとしんどい話を夫と一緒にしていました。不妊治療中が大赤字であったことは最早言うまでもないことですが、今も今で家計としては火の車のようで、夫の稼ぎだけでは今の生活を維持し続けるのがどうにも難しそうです。
 私が仕事をほとんどストップしている状態なので致し方ないことではあるのですが、ここまで厳しい状況ならもういっそ夫の方での実家暮らしを予定繰上で始めた方がいいのでは、という案を……本当なら一番出したくない案を私から出したりとかもして……ちょっと憂鬱になりましたね。

 ただ、今の今まで大量の貯蓄を削り、生活の余裕と呼べそうなところがここまで減るところになってまで、この2年半余り、子供が欲しいと思い続けていたのだなぁ、と、その点は私にとってちょっと嬉しい驚きでした。
 また、以前私が口にした「生まれてばかりの子供の世話をしながらお義母さんとの生活まで新しく始めるのは正直キツい」という言葉を覚えてくれていたらしく、このタイミングでの引越しは私が辛いだろうから、とも配慮してくれました。
 結果として、80歳を超えるお義母さんとの同居は急がず、このままのんびりと過ごしていくことになりました。家計が火の車であることへの焦りよりも、同居が保留になったことへの安心が上回ってしまうあたり、私もまだまだ子供だなあと反省させられましたね……。

 子供一人の養育費、大学まで通うことを視野に入れるなら2000万円ほど必要だと聞きます。私の申し訳程度の貯金ではとても間に合っていませんし、夫の通帳にもそんな大金とてもありません。
 結婚の折に頂いたまとまったお金が実はあるにはあるのですが、それでもあと1000万円以上不足している状況で、しかも今が赤字なので、今の生活を続けていてはこの貯蓄はどんどん減っていく計算になります。いやぁほんと世知辛いなあ!

 私達が辛い分にはある程度耐えられるのですが、子供に「ごめんね、あまり贅沢はさせてあげられない」とはとてもじゃないけれど言えません。
 フィギュアスケートみたいな高価なものはさせてあげられそうにないけれど、周りの子が普通にしているような、たとえばピアノや塾のような1つや2つの習い事、月に1回か2回の外食、クリスマスや誕生日にちょっとお高いプレゼント、年に1回の旅行……は、引け目を感じず思い切り楽しませてあげたい。そうして楽しんでくれる子供の姿が、今後は私の、私達の喜びになってくれたらいいなと思っています。
 私達が多少我慢をすることになったとしても、それが大人であり親になることだと思えば乗り切れるような気がします。
 だって私達、もう十分自由に生きてきたはずですからね。

 そんなこんなで、ちょっと教養のために、在宅ワークの足しにという軽い気持ちで始めた簿記の勉強を、本気で「生きるための選択肢」として入れて考えていかなければいけなくなってしまいました。これは何が何でも受からなきゃいけないぞ!
 モチベーションもいい感じに上がってきたのでこのまま突っ走りたいと思います。

 今私がこうして妊娠生活を無事に送れているのも、5回の顕微授精を乗り切れたのも、金銭状態がキツいことについての泣き言を一切言わず頑張って働き続けてくれた夫のおかげです。
 その苦労や苦悩はもっと早く話してほしかった、私が尋ねなければ口を開かないようでは本当に困る、という気持ちも多分にありますが、自分から言わないのであれば必要なことは私から、聞きづらいことでもどんどん話題に出していけばいいだけの話ですからね。
 何も子供の話で盛り上がってくれとかもっと胎動に感動してくれとか言っている訳じゃない、最低限の話の場には参加してほしいというだけです。昨日、その話の場には私から作ればちゃんと来てくれることが分かりました。これからは定期的にこういう大事な話の場も、私から声掛けして設けていかなければいけませんね。

 しんどい思いもしましたが、感謝と学びを得られたよい日だったと、一晩明けた今なら思えます。さあ、今日も頑張ろう!

-いのち日記

© 2023 はないろふくさ