おはようございます。昨日はカレー粉とめんつゆでカレー鍋を作って食べました。普段はお鍋にじゃがいもを入れることはないのですが、カレー鍋だからきっと合うはず! と確信して丸々1個放り込みました。良い感じに煮上がっていて美味しかったなあ。
いやいやそうじゃないんです。そんなことが書きたかったんじゃない!
えっとですね、昨日は西松屋で購入した新生児服の「水通し」という作業を行いました。分かりやすく表現すると、購入したばかりのタオルに水を吸わせやすくするために一度洗濯する、あの感じですね。
と、このような書き方をしたのですが、どうやら新生児服における「水通し」はタオルの場合とは目的がかなり違うようです。勿論、新生児服がよく汗を吸うように、という目的もあるのだとは思いますが、もっと重要なのは、新品の衣類にありがちな「のり」などを落として、生まれたばかりの赤ちゃんの肌に刺激を与えないようにすること、のようです。
生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、どうやら私が想像しているよりずっと繊細でやわいもののようで、新生児服を一昨日始めて手に取り、新しい知見にとても驚かされました。
まず、衣類のタグが内側ではなく外側に付いているんですよね。どうして? と思ったのですが、夫が「素肌に触れないようにじゃない?」と指摘してくれたのですぐ疑問が解消しました。
また、装着しやすいようにと、紐で結ぶタイプではなくスナップボタン式のものを購入したのですが、スナップボタンが採用されているのは赤ちゃんの肌に直接触れない外側だけで、内側は紐でリボン結びにするタイプのままでした。プラスチックのボタンが肌に触れると傷付けてしまう、ということなのでしょう。
細やかな配慮が行き届いた新生児服のデザインに驚きつつ感動しつつ、何とか入院分で必要になりそうなものだけは買い揃えることができました。西松屋にはお世話になりっぱなしですね。
こちらのピンクとブルーを購入しました。合わせて短肌着が6着、コンビ肌着が4着ある計算になります。冬場なので退院時には帽子を被せてあげたいなと思ったりもしているのですが、その辺は余裕があれば考えることにして、取り敢えず入院バッグに詰め込む分としては最低限、この2種の肌着があればいいでしょう。
更に、水通しの方法も問題でした。洗濯機を使う場合には洗濯槽クリーナーで一度掃除をした後に、赤ちゃんの肌に刺激を与えないタイプの洗剤で洗濯するのがベターのようです。漂白剤、香料・着色料、抗菌剤……が無添加の洗剤なんてあるの? と無知極まりない疑問を抱いていたのですが、西松屋にも普通のスーパーにもしっかり売っていました。よ、よかったー!
私が購入したのはこちらですが、様々な種類があるので好みやご自宅の洗濯機との相性に合わせて選ぶのがよさそうです。「無添加」「皮膚刺激テスト済み」の記載があれば新生児服の洗濯にも安心して使用できるとのことなので、この2項目は最低でもチェックしておいた方がいい、かな?
あと、洗い終えた新生児服を干すための小さなハンガーも必須かと思い、西松屋で安く購入してきました。10連がセットになったものでもよかったのですが、価格のお手頃さに負けてこちらに手が伸びてしまいましたね……。
ハンガー、手に取ってみると本当に小さくて、ベランダのポールに掛けてみても何とも頼りない感じがしmした。50cmサイズの新生児服もおままごとの衣類のようで、こんな小さな子が生まれてくるのかと妙な感慨と不安を覚えましたね。
しかも50cmは理想サイズで、帝王切開や計画無痛分娩の場合には予定日はもっと繰り上がるでしょうから、おそらく50cmよりはやや小さく生まれてくるはず。この新生児服をぶかぶかの状態で着ることになる小さな小さないのちのことを、昨日はずっと考えていました。
洗剤やハンガーの調達、洗濯槽の掃除など、諸々の準備は午前中に済ませ、昼前に夫と一緒にこの「世界一幸せな洗濯」を行いました。洗濯機を回すまでは暑いくらいの眩しい日差しだったのに、正午に差し掛かると一気に空には陰りが出来て、日陰干しの状態になってしまいましたが……それでも風は適度に吹いていたので、適度に外の空気を吸ったいい感じの新生児服に仕上がったのではないかと思います。

こんなに小さな衣類がずらっと並んでいる構図を……自宅のベランダで見ることになるとは思いもしませんでした。
この光景は普段、お隣さんや更にそのお隣さんが作っているもので、可愛い衣類が綺麗に干されている様子を、不妊治療中は何とも言えない気持ちで眺めて通り過ぎていたものです。隣家のお子さんたちはもう1歳をゆうに過ぎているため、サイズとしては90cmとか100cmとかそれくらいだとは思うのですが、それでも成人した大人が手に取ることのまずない小さなサイズには、やはり目を奪われてしまいますよね。
夕方5時半頃にこの新生児服を取り込んだのですが、それまでの5時間ちょっとの間、私の家のベランダに並んだこの小さな衣類に目を奪われた「誰か」がいたのかな、と……少し考えてしまいました。昨日は日曜日で、お隣さんと更にそのお隣さんの男の子たちが外で元気に遊んでいたため、もしかしたら誰か、私のベランダの「異変」に気が付いていたかもしれませんね。
そんなこんなで無事に水通しも終わり、これらを大きいジップロックに詰めて入院バッグの用意を済ませました! 一昨日の段階で不足していたパジャマの用意も出来たため、あとは飲食物などを直前に調達し、退院服と円座クッションを選ぶのみとなりました。
計画無痛・帝王切開などで事前入院をする場合にはバッグを分ける必要なかったなあ、ということになるのですが、まだ妊娠30週にもなっていない段階で「念のため」用意しておくというニュアンスであるなら、やはり急に前駆陣痛が来たりとか破水があったりとか、そうしたトラブルへの対応として一般的な準備を済ませておくべきかと思い、このような形になりました。
入院バッグは自室に置いておき、緊急入院となった場合には夫に持ってきてもらうつもりです。陣痛バッグは車の中にずっと入れておく分になる、かな?
これで何かあったとき、準備不足が自分の首を絞める、ということだけは免れそうです。少し安心できましたし、新生児服の感動も味わえてとてもよい時間となりました。
ではでは、今日も一日頑張りましょう!